技術カンファレンス Advent Calendar 2023、11日目の記事をお送りします。今は2023/12/31な訳ですが、今年中に出し切るということで先ほどから書き始めました。推敲していない雑文をお許しください。
私がカンファレンスにはじめてちゃんと参加したのはPHP Conference Japn 2022であった。これはスポンサー枠で登壇したもので、緊張もしたけれど思ったよりもたくさんの方に聞いていただいて嬉しかった。
社内のレビューによってとても良い発表ができたが、いっぽうで会社の代表なので、会社としての取り組みを紹介するというのが主だった。自分でプロポーザルを書いて出して自分のやったことを話したい、という気持ちを強くし、次は自分でプロポーザルを出すことにした。
PHPerKaigi 2023ではLTのプロポーザルを出して、登壇できたのだけれど、とにかくこのイベントは楽しかったのを覚えている。カンファレンスは自分が普段能動的にキャッチアップするより少し外のことを知る機会になるし、会社に閉じない技術的なトピックについて話したり確認する場にもなるし、出会った人と談笑したりと、他では得られない経験を得られる。
RubyKaigi 2023は、言語を作る人たちのお祭りというところで、規模もそうだが、ランタイムに関する話題がたくさんあったのが印象的だった。自分は言語を使う人なので全然ついていけない話題ばかりだけれど、学校の授業で習って教科書的なトピックだなと思っていたLALR(1)構文解析の今をしれたり、JITの今をしれたり、とても刺激的だった。Webというのはソフトウェアエンジニアリングの中でも一部の領域を扱っているだけなので、それよりも外の部分に視点を持つことを忘れずにいたい。
PHPerKaigiのLTに登壇できることになったので、次はもっと長い枠の登壇をということで、PHP Conference Japan 2023にプロポーザルを出してみたけどこれは残念ながら通らず、このイベントは参加者とブース運営の人として参加した。セッションはあまり聞けていないのだけど、カンファレンスに参加し始めて1年くらいということもあって、少しずつ顔を見知った友人や知り合い、以前話したことのある方もいるというので、また話すのが楽しかったりした。(カンファレンスに限らず、今年は都合で行けなかった勉強会にも、来年は行きたい。)
プロポーザルはその後も継続的に出していて、来年はいまのところ、YAPC::Hiroshima 2024とDevelopers Summit 2024で採択いただけて話すことになっている。これに限らず、参加者、発表者、またもしかしたら別の形でも、カンファレンスに参加したり盛り上げたりして、会社に閉じずに、技術者として技術の向上に励んだり、楽しんだり、知見を広げたりしていきたい。
カンファレンスという場を作ってくださっている皆さんにはいつも感謝しています。自分も少しでもより良い場所になるように、関わっていけたらと思っています。
それでは、良いお年を。