今年の目標は「早寝早起き、本を読む」とする。

生活リズムの改善

目標の前半部分「早寝早起き」について。

2020年は大学の講義中心の生活から研究中心の生活に移り、殆ど自宅で過ごしたこともあって夜型の生活が続いた。 寝るのが惜しくて夜ふかしをして、起きるのが遅くなることで更に眠くなる時間が遅くなり、、という悪循環から朝4時頃に寝て昼頃に起きるのが常態化していた。(もっと遅いことも多々)

これに対し、今年から社会人になるのでこのままでは良くないと思い12月中頃から生活リズムを改善する試みが始まった。 22歳になって「早寝早起き」という小学生みたいな目標を立てているが、今まで生活リズムを制御することは自分にとって結構な難題であった。

振り返れば昔から朝に弱く学校に遅刻したりしていたし、中高の部活を選ぶときの最優先条件は朝練がないことだった。 記憶に残っている出来事として、中学3年の登校初日に寝坊し、急いで学校に行くと頭に寝癖がついたままだったため、これが元ネタでそのまま学級目標が「Neguse」になったことがある。1

高校になっても朝が不安で、修学旅行前夜には家中の目覚まし時計をかき集めてベッドの周りに包囲陣を形成していたし、大学のサークル仲間と旅行に行くと「大音量の目覚ましを沢山設定するくせに一人だけ起きないから煩くて迷惑」との声を頂いた。2

そんな人間でも、最近は一応毎日同じくらいの時間に就寝と起床が出来ている。 日付が変わる前に寝て7時半に起きることにしていて、3週間くらいは概ね継続できたことになる。 2020年はこれを続けることを目標の一つとする。

早起きのコツ

一定の生活リズムを継続できている要素には次の2つがあると考えられる。

  • 早く寝る

生活リズムを一定に保つためには、同じ時間に起きることよりも同じ時間に寝ることを心がけることのほうが大切だと気づいた。 寝ているときに目覚ましに気づくかどうかは自らの意思でないが (意識がないから。3)、一方で寝る時間は自らの意思で決められる。

どうも夜のほうが作業が捗るような気が夜ふかしをしがちだったが、その日やることが残っているかどうかを無視して予定の時間になったら寝る4 ことで、同じ時間に起きれるようになった。 夜のほうが作業が捗るのも多分気のせいで、早い時間に起きれば夜でなくても集中できる。

  • 起床後がんばらない

今までの数々の(早起きチャレンジ)失敗の原因は、朝の時間を有効に活用しようとしたことにあった。 早起きして何かをやろうと自分に課していたのが問題だった。 布団は暖かいしこの時期は特に出たくなくなる。 起きてすぐやらねばならぬタスクがあるのは気が重いし「嫌だなあ」と考えてるうちに2度寝するのがオチだ。

そこで朝に何かを課すのをやめた。「目が覚めたら良し」とすることで気が楽になる。 ついでに「起きたら2度寝しないようにベッドからすぐに出る」ことも課さない。 起きたら目が冴えるまではスマホで Twitter や動画でも見ながらぬくぬくして、程よい頃合いでベッドから出れば良いとする。

これくらいの温度感でとにかく寝ることと目が覚めたらまずは良しとすることだけを自分に課すことで今後も継続しようと試みている。

粗読と精読の使い分け

目標の後半部分「本を読む」について。

昨年末の記事 (自分のGitHubリポジトリで振り返る2020年) にあるように、またこのブログの記事を書くなども含めて2020年は継続してアウトプットに取り組んだのに対し、インプットが弱かったと感じる。

そこで本年はアウトプットについては継続しつつ5、本を読むことでインプットを増やしたい。 手始めにソフトウェア開発に関わる本の積読を減らすためリーダブルコードに手を付けた

本を読むにあたっては、精読と粗読の使い分けを心がけようと思う。 以前の記事 (積読本だった"Webを支える技術"を読んだ感想と、本を読むための心がけ) でも書いたが、精読ではなくまずは最後まで読み切り、何かあったら当該の本を読み直せばよい、といった読み方を意識する。

そうでもないと永遠に積読が減らない。

1冊の本から得られるものを最大化するより、学習時間あたりの得られるものを最大化すべきで、このためには最初に精読するよりも粗読と振り返りの精読のほうが大切だろうと思っている。

まとめ

家族に「年始に目標をたてても年末には忘れてるんだよね」と言われたので、忘れないようにそして心がけられるように宣言しておこうと思い記事を書くに至った。

「早寝早起き、本を読む」やっていきたい。

Footnotes

  1. 頭についた寝癖のように各々の個性を発揮するみたいな意味付けだったと思う。

  2. ここまで全て実話。

  3. これはひろゆき氏の受け売りで、よく寝坊を回避するのは不可能である理由の説明に使われる。

  4. そうはいってもついつい夜ふかししがちなのでこの点は強い心が必要。あと風呂に入る時間を早めることも大切。

  5. アウトプットするコードと文章の質については高めていきたい。