本日、12月16日(金)発売のSoftware Design 2023年1月号より、表題のとおり「最強の開発環境 探求の道」という連載をはじめます。 全国の書店やネットで購入いただけますので、よろしければお手にとって読んでいただけると嬉しいです。

連載の内容とねらい

連載では、LinuxやUNIXの環境における、シェル、ターミナル、エディタ、dotfilesなどの使い方やカスタマイズを扱います。 これらに興味がある方におすすめです。 また、コマンドラインの環境に詳しくない/なんとなく使っているが、これから使いこなせるようになりたい方にも読んでいただきたい内容となっています。

記事の中では実際に試せる設定例も示しますし、その解説も、できる限りあわせて行います。 開発環境の目的や用途は十人十色ですので、自分にあったものを構築できるよう、設定の内容を理解していただけるよう努めます。 設定をコピペして動かすのももちろんよいのですが、その内容を理解すると、ご自身で応用でき、カスタマイズの幅が広がるでしょう。

1月号から数回にわたって、トピックごとに開発環境の構成要素を説明する形で連載を進めます。 初回は、Gitを用いたdotfilesの管理構成の構築です。

LinuxやUnixの開発環境を構築するとき、dotfilesを管理していればカスタマイズがより捗ります。 連載の次回以降に扱うカスタマイズも、初回の管理構成のうえで試すことで、Gitによる履歴管理の恩恵に預かれるでしょう。 これから設定を書く方も、すでに何らかの設定がある方も、dotfilesをGitで管理して、自分好みの開発環境の探求の道を一緒に歩んでいきましょう。

Software Design 2023年1月号

おわりに

私の連載ももちろん読んでいただきたいですが、ほかにも連載記事が多数収録されています。 私自身、前号に続く他の連載記事を読むのが楽しみです。 「魅惑の自作シェルの世界」の第2回や「再発見! デスクトップLinux入門」の最終回などを始めとして、じっくり読ませていただきます。

連載だけでなく、特集「アルゴリズムを使いこなしたい」「PostgreSQL 15の最新機能」や、特別付録の仕事猫ステッカー第2弾も魅力的ではありませんか。 ぜひお近くの書店で手にとってみてください。